十月の生命の言葉

「大君と 母宮の愛でし 御園生の 白樺冴ゆる 朝の光に」皇后陛下
 
東宮御所の白樺 上皇上皇后両陛下に捧げる感謝の御歌

 天皇皇后両陛下が平成の時代をお過ごしになられた東宮御所のお庭には、上皇上皇后両陛下が昭和時代をお過ごしになられた際に、慈しまれ大切にお育てになられた、上皇后陛下のお印の白樺の木立があります。
 この御歌はそのような白樺の木々が、朝の光をうけて白く輝いている様子を、この美しいお庭の景色を御覧になりながら二十数年間過ごしてこられたことへの感謝のお気持ちを込めて、お詠みになられたものです。