一月の生命の言葉

年頭 まず自ら意気を新たにすべし  安岡正篤
以下、「年頭古き悔恨を棄つべし 年頭決然滞事(とどこおっていること)を一掃すべし 年頭新たに一善事を発願すべし 年頭新たに一佳書(良い書物)を読み始むべし」と続く。 『安岡正篤一日一言』致知出版社

安岡正篤(やすおかまさひろ)
1898年〜1983年。陽明学者、思想家。大阪出身。東洋思想を研究、日本主義による国政改革を唱えた。有力な政治家や財界人の師として仰がれた。平成の元号の考案者と言われる。この言葉は「年頭自警」と題して書かれたもの。一年の計は元旦にあり。年末の大祓いにくよくよした悩みごとをきっぱりと洗い流し、心機一転、広々とした心で行きたいものである。
                         東京都神社庁「生命の言葉」より