十一月の生命の言葉

「朝よひに 物くふごとに 豊宇気の 神のめぐみを おもへ世のひと」本居宣長
朝も夕も食べ物をいただくたびに、食べ物の神様である豊受大神の恵みに感謝すべきである。出典『玉鉾百首』

本居宣長(もとおりのりなが)
一七三〇〜一八〇一年。江戸時代の国学者。地元・伊勢松阪で医師をするかたわら古事記の注釈書『古事記伝』を著すなど、純粋な日本独自の文化を研究する学問「国学」を大成した。
                      東京都神社庁「生命の言葉」より