四月の生命の言葉

「わが気に入らぬことが わがためになるものなり」鍋島直茂
「忠言耳に逆う」という言葉もある。自分の欠点を指摘されるのは、聞き苦しいことではあるが、気を鎮めて聞けば、自分のためになるものである。
                                   東西名言辞典参考

鍋島直茂(なべしまなおしげ)
天文七〜元和四(一五三八〜一六一八)。戦国・安土桃山時代の武将。佐賀藩の藩祖。清房の子。龍造寺隆信に仕え、備前佐賀郡今山で大友軍を夜襲して撃退し、以来隆信幕下の武将として筑後・肥後方面を攻略した。隆信が敗死すると、隆信の病弱な嫡子龍造寺政家に代わり龍造寺家臣団を率い、豊臣秀吉の島津討伐、文禄・慶長の役で軍功をあげ、佐賀領国支配の実権を握った。
東京都神社庁「生命の言葉」より