十一月の生命の言葉

「士は過ちなきを貴しとせず 過ちを改むるを貴しと為す」佐久間象山
失敗しない事のみを優先するよりも 一生懸命に取り組んだ末の失敗を正す事にこそ 人の成長がある
 

佐久間象山(さくましょうざん(ぞうざん)) 
幕末の朱子学、兵学、洋学者。海外情勢を学ぶうち国防に危機感を抱き「海防八策」の意見書を上書。江戸で海防議義の塾を開き吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬など多くの志士達に影響を与えた。松陰の黒船密航事件に連座し蟄居。後に許され幕命で京都に上るも攘夷派の浪士に襲撃され殉難。