二月の生命の言葉

心に物なき時は心広く体 泰(やすらか)なり 上杉 謙信
物欲がなければ心はゆったりとし体はさわやかである 『上杉謙信公家訓十六ヶ条』

上杉謙信
戦国武将。越後守護代の後裔で本拠地を春日山城(新潟県上越市)に構え関東管領山内上杉氏の家督を引き継ぎ上杉景虎と名乗った。また「毘沙門天」の熱心な信者で軍旗に「毘」の一字を掲げ、謙信は出家後の法名である。戦国時代屈指の戦上手とされ、軍神・越後の龍と称された。上杉家は以降に幾度の変遷を経て明治維新を迎え、明治四十一年に謙信の勤皇が評価されて従二位に贈位されると共に上杉神社に祀られた。