七月の生命の言葉及び、井草民俗資料館公開日について

「習ひつつ 見てこそ習へ 習わずに 善悪いうは 愚かなりけれ」千 利休
すべての勉強は人から教えられたことをまず習い、人の振りを見て確かめ、さらに自分でやってみて身につけていく。それを人から教えられることなく善悪を言うのは馬鹿なことだ。

千 利休(せんのりきゅう)
一五二二〜一五九一年。堺の茶人。十七歳で茶道に志し、長じて信長、秀吉と親交したが、最期は秀吉の怒りに触れ切腹を命じられた。この言葉は茶道の精神を説いたものであるが、世の中の全般の道についても同じ道理が含まれている。何も習いもせずに良いやら悪いやら批評をすることは無駄なことでしかない。とやかく口で言うよりも、自らの学習と実践がなにより大切なのである。               東京都神社庁「生命の言葉」より

井草民俗資料館公開について
豊明殿工事の関係で、次回の井草民俗資料館公開日は、平成23年11月6日となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。なお、工事が早く終了した場合には、平成23年9月4日に公開いたします。