三月の生命の言葉

「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」相田みつを
人間は失敗する。その能力に限りがあるからである。また、人間は挫折する。夢やあこがれを抱く存在だからである。失敗も挫折も、それが人間である証と思い、乗り越えていかなくてはいけない。『にんげんだもの』

相田みつを(あいだみつを)
一九二四〜一九九一年。書家・詩人。栃木県足利市出身。十代の頃から歌と書を学び、在家のまま仏法を修めながら自分だけの詩と書を追及し独自の境地を切り開いた。人間の弱さや過ちを包み込んで元気づけるような心温まる作品を数多く残している。
                       東京都神社庁「生命の言葉」より