二月の生命の言葉

「無理をするな素直であれ」種田山頭火
すべてがこの語句に尽きる、この心構えさえ失わなければ、人は人として十分に生きてゆける、と続く。  出典『道中記』

種田山頭火(たねだ さんとうか)
一八八二〜一九四〇年。明治〜昭和初期の俳人で、自由律俳句の著名な一人。本名、種田正一。後に出家して耕畝と改名する。俳句誌『層雲』で頭角を現し、俳句の投稿を続ける一方で私生活は破産・離婚など波乱に満ちていた。また托鉢僧として度々拠点を移動する流浪の生活を送った。                                          東京都神社庁「生命の言葉」より