一月の生命の言葉

「しきしまの大和心のおおしさはことある時ぞあらわれにける」 明治天皇
明治三十七年、日露戦争の折に詠まれた御製。苦難のときにこそ日本国民の雄々しさはあらわれる。一致団結し凛としてみんなで乗り越えよという励ましの御心が込められている。

明治天皇(明治天皇)
一八五二〜一九一二年。第百二十二代天皇。近代日本の指導者として産業の発展・国民教育の普及・文化の向上につくされ、新しい日本の姿を示された。また、和歌を好まれ、九万三千余首の御製をお詠みになられた。

東京都神社庁「生命の言葉」より