九月の生命の言葉

「たなつもの 百の木草も 天照らす 日の大神の めぐみえてこそ」本居宣長
稲や五穀、多くの草木に至るまですべて太陽が照らして万物の成長を促してくれるお蔭である。食事をする時には天照大御神の広大無辺の御神徳を思い感謝して頂きましょう。

本居宣長(もとおり のりなが)
一七三〇〜一八〇一年。江戸時代後期の国学者。三重県松阪市の生まれ。医師をするかたわら日本の古典を研究し、約三十五年をかけて古事記の注釈書『古事記伝』を著した。荷田春満、賀茂真淵、平田篤胤とともに国学の四大人とされる。

東京都神社庁『生命の言葉』より