一月の生命の言葉

「千日の稽古を鍛とし 万日の稽古を錬とす」 宮本武蔵
千日間、同じことを続ける事を鍛といい、万日間、同じことを繰返す事を錬という。物事に習熟する為にはそれぐらい長い間続けなければならない。『五輪書』

宮本武蔵(みやもと むさし)
天正十二年(一五八四)〜正保二年(一六四五)。江戸時代初期の剣術家、芸術家。美作国(岡山県)に生まれ、幼少より父、宮本無二斎より剣術を学び武者修行の旅に出る。その間、関ヶ原の戦い、大坂の役、島原の乱等にも従軍。後に二刀流剣術を大成。現在にも二天一流や、伊織二刀流等が伝承されている。また、剣術だけでなく、築城術、絵画、禅学などにも造形が深く、多くの遺作がある。

東京都神社庁「生命の言葉」より