一月の生命の言葉

「おほぞらに そびえて見ゆる たかねにも 登ればのぼる 道はありけり」明治天皇
大空に高くそびえ立っているけわしい峯々にも、登っていけば、自然と登り得る道はあるものです。只必要なのは、頂上を究めなければ止まない勇気と努力です。昔は不可能と思われたヒマラヤ、アルプス等の頂上も勇気とたゆまぬ努力によって、見事に登る道ができました。人生の行路も同様です。
「明治天皇御製 教育勅語 謹解」

明治天皇(めいじてんのう)
嘉永五年(一八五二)〜明治四十五年(一九一二)。第百二十二代天皇。近代日本の指導者として、立憲政治の確立、産業の発展、国民教育の普及・文化の向上等に尽くされ、新しい日本の姿を示された。また、和歌を好まれ、九万三千首の御製をお詠みになられた。