二月の生命の言葉

「道にただ 身をば捨てんと 思ひとれ 必ず天の 助けあるべし」 島津日新齊
正しい事のために命がけでのぞめば、必ず天の助けがある。

島津日新齊(しまづ じっしんさい)
明応元年(一四九二)〜永禄十一年(一五六八)。本名は島津忠良。薩摩国守護島津家の分家伊作島津家の嫡男として生まれる。宗家継承を巡り混乱した薩摩国内を鎮め、戦国大名島津家の基礎を築く。琉球貿易、殖産興業、家臣団の教育に力を尽くし、特にその教育論は薩摩独特の士風として代々受け継がれた。