二月の生命の言葉

「日はのぼる、旗雲の豊の茜に、いざ御船行でませや、うまし美々津を。」北原白秋
「茜色に染まった豊旗雲のたなびく日の出の空の下、東征の船よさあ出立ちませ、この美しい美々津の港を」
皇紀二、六〇〇年奉祝事業のために、日本建国の神話をテーマに、詩人北原白秋が作詞し、信時潔が作曲して出来上がった交声曲「海道東征」の一節。

北原 白秋
明治期〜昭和期の日本の詩人、童謡作家、歌人。生涯数多くの詩歌を残し、「この道」「ゆりかごのうた」等、今なお歌い継がれる童謡を多数発表し、近代日本を代表する詩人。