世中に 人をそねむは 目に見えぬ 鬼よりもたゞ おそろしきかな 『荒木田 守武』
世の中で人を妬む心は
目に見えない鬼よりも
恐ろしいことである
『世中百首』
荒木田 守武
室町末期の伊勢皇大神宮の禰宜。神職の傍ら俳諧師、連歌師としても知られる。宗祇、宗長らに連歌を学び、『新撰菟玖波集』に入集。山崎宗鑑と共に連歌から俳諧が独立する基礎を築いた。『世中百首』は平易な教訓和歌集で伊勢論語と称えられた。
世中に 人をそねむは 目に見えぬ 鬼よりもたゞ おそろしきかな 『荒木田 守武』
世の中で人を妬む心は
目に見えない鬼よりも
恐ろしいことである
『世中百首』
荒木田 守武
室町末期の伊勢皇大神宮の禰宜。神職の傍ら俳諧師、連歌師としても知られる。宗祇、宗長らに連歌を学び、『新撰菟玖波集』に入集。山崎宗鑑と共に連歌から俳諧が独立する基礎を築いた。『世中百首』は平易な教訓和歌集で伊勢論語と称えられた。