四月の生命の言葉

「一日は一日より新たならんことを欲す」伊藤仁斎
一日一日は常に新たな気持ちを抱いて過ごしていかなければいけない。昨日の自分と今日の自分とは同じであるというのでは進歩がない。『古学先生文集』

伊藤仁斎(いとうじんさい)
寛永四年(一六二七)〜宝永二年(一七〇五)江戸前期の儒学者。古義学派の創始者。京都堀川生れ。鶴屋七衛門の子。従来学んできた朱子学に疑問を抱き、論語、孟子の真義をつかんで仁義の実践を求める古義学を首唱。著に『論語古義』『孟子古義』『語孟字義』など。
                           東京都神社庁「生命の言葉」より