二月の生命の言葉及び、井草民俗資料館公開について

「ふりつもる み雪にたへて 色かへぬ 松ぞをヽしき 人もかくあれ」昭和天皇
ふりつもる雪にも耐えて色を変えない松のなんと雄々しいことか。人もこのようにありたいものだ。『昭和天皇御製集』

昭和天皇(しょうわてんのう)
一九〇一〜一九八九年。終戦の翌年、「松上雪」と題して詠まれた。戦時中の苦労が雪のように降り積もり、そして、敗戦の非痛にも耐え、国土を復興させようと立ち向かう人々の姿を、緑豊かな力強くたくましい松にたとえて、国民を励まされようとされた御歌。今の私たちに対しても、厳しい時代にあっても心は決して枯れてはならないことを思い起こさせてくれる。                     東京都神社庁「生命の言葉」より

井草民俗資料館公開について
 豊明殿工事の関係で、次回の井草民俗資料館公開日は、11月6日となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。なお、工事が早く終了した場合には、9月4日に公開いたします。