十一月の生命の言葉

「わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く」武者小路実篤
たとえ困難が多くても横道や裏道にそれることなく、自分の選んだ道をただ一筋に貫き進んでいくことこそがすばらしいのである。『人生の言葉』

武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)
一八八五〜一九七六年。小説家。明治四十三年に友人・志賀直哉らと雑誌『白樺』を創刊し、以後六十四年にわたって文学活動を続けた。人間愛を追求し、多くの人生論を著したことでも知られる。
                          東京都神社庁「生命の言葉」より