二月の生命の言葉

「知る者は言わず 言うものは知らず」 老子
 道を本当に体得している者は、決して知識をひけらかさない。知識をひけらかす者は、実際に知識を体得していないのである。

老子(ろうし)
 紀元前六世紀の人物とされ、古代中国の哲学者。その著書を『老子』あるいは『老子道徳経』などという。後世、道教の祖として神秘化されたが、事跡はほとんど不明。
                     東京都神社庁「生命の言葉」より