七月の生命の言葉

「今日用うるところの材木は則ち前人の植うる所。然らば則ち安ぞ後人のために之を植えざるを得ん。」二宮尊徳
今日用いている材木は我々のご先祖様が植えてくださったもの。そうであるならばどうして我々が未来の子孫のために材木を植えないことがあろうか。何かを残さなくてはいけない。

二宮尊徳(にのみや そんとく)
一七八七〜一八五六年。江戸時代後期の農政家。通称金次郎。天地人三才の徳に報いることを説く報徳思想を唱え、農村の復興を指導した。明治以降は勤勉節約の模範人物として評価されている。

東京都神社庁「生命の言葉」より