十一月の生命の言葉

「愛出ずる者は愛返り 福往くものは福来る」賈誼
人を愛すれば、人もまた自分を愛し、善行をすれば、幸福がやってくる。『新書』

賈誼(かぎ)
中国前漢時代の政治思想家・文章家。文帝のとき、年少でありながら諸家の書に通じ文章に優れていることから博士に抜擢され、さらに太中大夫を授けられる。儒教と五行説に基づく制度を献議したが中傷により左遷。のちに再び信任され、梁懐王の太傳となり国防政策等を上奏した。著作『新書』が伝わる。

正月巫女助勤募集のお知らせ

昨年に引き続き本年も正月巫女助勤の募集を行います。

○募集期間…平成30年10月21日〜平成30年11月19日迄

○申込方法…当社指定の申込用紙を授与所にてお渡ししております。
指定の用紙に必要事項を記入して、証明写真(6㎝×5㎝)を添えてご来社下さい。尚、面接(5分〜10分程度)が御座いますので、日時は御相談の上、決めさせて頂きます。

※定員になり次第、募集を締め切ります。何卒ご了承ください。

井草八幡宮 社務所
TEL03-3399-8133

十月の生命の言葉

「楽しきと思うが 楽しき本なり」松平 定信
幸せも不幸せも考え方一つだ。どのような境遇にあっても、そこに楽しみを見つければ、幸福になれるのである。

松平 定信(まつだいら さだのぶ)
江戸時代中期の大名、老中。陸奥白河藩第三代藩主。天明の大飢饉の際に率先して倹約に努め、貧民救済を行ったので、白河藩では餓死者が出なかったとも言われている。手腕を買われて、老中となり、寛政の改革を主導した。

本日の神事等について

本日9月30日は台風上陸に伴い、神輿渡御ほか屋外での行事は中止とさせていただきます。
また危険防止のため、閉門時間も予定より大幅に繰り上げ、午後四時に閉門とさせていただきます。
露店に関しましては出店する予定ではございますが、天候に応じて出店中止等が予想されます。
諸々ご了承をお願いいたします。

平成三十年 井草八幡宮例大祭日程

九月二十九日(土)  宵宮
神事    
宵宮祭斎行  午後五時(本殿)
奉納行事    
井草囃子   午後四時より(神楽殿・招神殿)
井草の大太鼓  午後六時より(神門前)
献華  早朝より午後十時まで(回廊)
神賑行事    
文華殿公開  午後四時より午後九時まで
参道の出店  正午頃より午後十時頃まで
[閉門 午後十時]

九月三十日(日)   渡御(雨天のため、神事は中止)

本日台風のため予定を大幅に変更いたします。
神事  
  雨天のため中止  
奉納行事    
献華  早朝より正午ごろまで(回廊)  
空手道  雨天のため中止
井草の大太鼓  雨天のため中止
神賑行事    
文華殿公開  午後一時より午後三時まで(天候に応じて閉館いたします)
参道の出店  正午頃より午後四時まで出店予定
[閉門 午後十時の予定でしたが台風のため午後四時とさせていただきます]

十月一日(月)    当日祭
神事    
当日祭斎行  午前十時(本殿)
奉納行事   
神楽  午前十一時より午後九時まで(神楽殿)
井草囃子  早朝より(招神殿)途中休憩あり
北辰一刀流  午後一時より午後三時まで(神楽殿)
井草の大太鼓  午後六時より(神門前)
献華  早朝より午後九時まで(回廊)
神賑行事   
野点席  午前十一時三十分より午後四時まで(招神殿前)
文華殿公開  午後一時より午後九時まで
参道の出店  正午頃より午後九時三十分頃まで
[閉門 午後九時三十分] 
 

※例大祭期間中の昇殿祈願受付について
九月二十九日  14:00 〜 16:00
九月三十日   9:00 〜 11:30、14:00 〜 15:30
十月一日    14:30 〜 16:00
※但し、九月二十九日、三十日、十月一日は自動車のお祓いは受付出来ません。

九月の生命の言葉

「いかにして まことの道に かなひなむ 千とせのうちの 一日なりとも」良寛
千年のうちでたとい一日でも誠の道に叶うような行ないをしたいものだ。『蓮の露』(貞心尼編)

良寛
江戸後期の禅僧、詩人、歌人、書家。越後国出雲崎の人。大愚良寛と称する。諸国を行脚し、生涯寺を持たず、故郷に隠棲して役二十年を過ごす。その後の十年間は、乙子神社の草庵に移り、後に終息の地となる島崎(現・長岡市)の名家である木村家に移住し、生涯を通じ独自の枯淡な境地を和歌・書・漢詩に表現した。弟子の貞心尼が良寛との贈答歌を編んだ歌集『蓮の露』がある。

八月の生命の言葉

「みがかずば 玉の光は いでざらむ 人のこころも かくこそあるらし」昭憲皇太后
今月の十五日は終戦記念日です。今に生きる私たちは、国や家族を思う一心で尊い命を捧げられた『戦没者(戦地に於いて亡くなられた方々)』への慰霊とともに空襲などで亡くなられた『一般戦災死亡者』の方々への慰霊の心を忘れてはなりません。今日の平和と繁栄は、これらの多くの尊い犠牲の上に築かれているのですから。
東京大空襲殉難者への慰霊
先の大戦で、空襲や艦砲射撃等を受けた街は全国で二百カ所以上。犠牲者は五十万人を超えました。東京では昭和十七年四月十八日に始まった空襲から同二十年八月十五日の戦争終結までに、延べ二百回にわたる空襲を受け、二十万人以上にも及ぶ尊い命が失われております。私たちは、この悲しい事実を風化させる事なく、戦争を知らない世代にも語り継がなくてはなりません。
東京都慰霊堂 都内戦災・震災殉難者慰霊祭の斎行
東京都神道青年会(都下神社の神職の内、四十歳までの青年神職によって組織される団体・東京都神社庁外郭団体)では、毎年の八月十五日、東京都慰霊堂(墨田区横網町公園内)において都内戦災・震災殉難者慰霊祭を慎んで斎行し、御霊に慰霊の誠を捧げ、御霊の平安をお祈り申し上げております。
※この祭事に関するお問い合わせは、東京都神社庁(03-3404-6525)まで

七月の生命の言葉

「渇しても盗泉の水を飲まず 熱しても悪木の陰に息わず」陸機
どんな窮地に陥っても、人道に背くことはできない。『猛虎行』

陸機(りくき)
中国、西晋の文学者。呉の名門貴族の家に生まれたが、呉の滅亡後、洛陽に入る。宰相張華に認められ出世したが、政争に巻き込まれて殺された。張華に、詩才がありすぎると評されるほどの天才的作家であり、その詩は対句を用い修辞に富み、斉梁文学の先駆けとなっている。
特に「文賦」は、中国文学理論の代表的著作として名高い。