六月の生命の言葉
いそのかみ 古きためしを たづねつつ
新しき世の こともさだめむ 明治天皇
わが国の 古来より伝わる先例の もとつ心を探り求めながら
新しい時代の さまざまなことも 定めてゆこう 『明治の聖代』(明治神宮)
五月の生命の言葉
習ひつつ 見てこそ習へ 習はずに
善悪(よしあし)いふは 愚なりけれ 千利休
人から正しく習わずに
あらゆる物事に対して
自己流で善し悪しを
決めてしまうことは
勿体(もったい)ないことだ
『利休百首』
千 利休
安土桃山時代の茶人。堺で魚問屋を営む田中与兵衛の子として生まれる。村田珠光、武野紹鴎の流れをくみ、自らのわび草庵の茶を融合して茶の湯を道として大成し、茶道盛行の基を築いた。利休の居士(こじ)号は、豊臣秀吉が正親町(おおぎまち)天皇にお茶を献じるにあたり、勅許により授かったものである。
四月の生命の言葉
人の巧(こう)を取って我が拙(せつ)を捨て人の長を取って我が短(たん)を補う 木戸孝允
ほかの人の良いところを取り入れ自分の欠点を補うことが大切である 『吉田松陰宛書翰』
木戸孝允
天保四年長州で藩医和田家に生れ天保十一年、藩士桂九郎兵衛の養子となる。嘉永二年吉田松陰に兵学を学び、その後江戸に遊学、洋式兵術造船術、蘭学などを学ぶ。
慶応二年薩長同盟を結び、その後幕府軍との戦いで勝利を収める。
明治元年、太政官に出仕、五箇条誓文の起草に関与。版籍奉還、廃藩置県などに主導的役割を果たした。
三月の生命の言葉
春風(しゅんぷう)を以って人に接し 秋霜(しゅうそう)を以って自ら粛(つつし)む 佐藤一斎
他人には春風のような暖かさで接し秋の霜のような厳しさで自己反省する 『言志後録』−『言志四緑』の一書
佐藤一斎
江戸時代後期の儒者。人物としては博識・温厚篤実、朱子学のみならず陽明学にも長けており陽朱陰王(ようしゅいんおう)とも呼ばれた。
一斎の思想は己れを律する姿勢を窺わしめるものとして幕末武士の間で名声高く、門人には渡辺崋山・佐久間象山など多数おり
著書『言志後録』から影響を受けた人物に吉田松陰・西郷隆盛がいる。
2月17日の電話対応について
本日は電話回線等の工事を行いますので、日中お電話が通じない可能性がございます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。
二月の生命の言葉 並びに令和5年 節分のご案内
世の中のことはすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる 渋沢栄一
○豆撒式
本年も中止とさせていただきます。
○福豆頒布
2月1日現在 授与所にて頒布しております。
早期終了の可能性もございます、ご了承ください。
一月の命の言葉
ともどもに 平(たいら)けき代を 築かむと 諸人(もろひと)のことば 国うちに充(み)つ
上皇后陛下
令和5年お正月 祈願受付・開閉門時間
○昇殿祈願受付時間
12月下旬 午前9時から正午まで(午後は未定)
12月30日及び大晦日:受付中止
元日(日):午前8時〜午後5時
2日(月)〜3日(火):午前8時30分〜午後4時30分
4日(水)以降:午前8時30分〜午後4時
※4日(水)より予約(会社・団体)の年頭祈願が多数予定されているため、混雑が予想されます。状況によりましては、一時間以上お待ち頂くことがありますのでご了承下さい。また、混雑のためお車のお祓いは5日まで受付できません。
□注意
・昇殿できる人数は祈願されるご本人を含む6名様まで(お宮参りの場合は赤ちゃんを除いて6名様まで)とさせていただきます。予めご了承ください。
・行事等により中断することがあります。日毎の詳細はホームページ内の「昇殿祈願の受付時間」を御覧下さい。1週間分の予定を掲載しております。
・新年祈祷神符の郵送は、12月22日から1月3日まで受け付けます。
○開閉門時間
大晦日〜元旦(深夜)について … 午後4時40分一旦閉門いたします。午後11時00分に改めて開門いたします。
元日:閉門…午後6時
2日〜3日:開門…午前6時15分 閉門…午後6時
4日以降:開門…午前6時15分 閉門…午後5時
○大晦日の大祓について
年越大祓式:午後4時斎行(一般の参列はございません)
・大祓人形のお預かり
大晦日まで:授与所前の箱にお納めください
元日以降:神門入って左手の箱にお納めください
◇飼い主の方へ
大晦日夜間及び正月三が日まで、混雑やトラブル回避のためにペットを連れての参拝はご遠慮いただいております。参道を含め、境内に立ち入らないようご協力をお願いいたします。
※大晦日の日中ならびに4日以降は、自由にご参拝いただけます。
◇御朱印をお求めの方へ
12月15日より大晦日の期間、一陽来復の御朱印を頒布いたします。
また元日よりの御朱印は干支の御朱印を頒布いたします。
※いずれも書き置きのものとなります。
十二月の生命の言葉
生かされて 生きるや今日の このいのち 天地(あめつち)の恩 かぎりなき恩 平澤 興
生きていることが一番ありがたい
生かされている御恩に感謝しましょう
平澤 興(ひらさわ こう)
日本の医学者。新潟県出身、京都帝国大学医学部卒。
昭和二十一年京都帝国大学教授となり、医学部長などの役職を歴任し、昭和三十二年より京都大学総長を二期六年間務める。
昭和三十八年に退官した後は、同大学名誉教授、京都市民病院院長、京都芸術短期大学学長等多くの公職を歴任した。
昭和四十五年に勲一等瑞宝章受章。