正月巫女助勤募集のお知らせ

昨年に引き続き本年も正月巫女助勤の募集を行います。

○募集期間…平成29年10月22日〜平成29年11月19日迄

○申込方法…当社指定の申込用紙を授与所にてお渡ししております。指定の用紙に必要事項を記入して、証明写真(6㎝×5㎝)を添えてご来社下さい。尚、面接(5分〜10分程度)が御座いますので、日時は御相談の上、決めさせて頂きます。

※定員になり次第、募集を締め切ります。何卒ご了承ください。

                           井草八幡宮 社務所
                           TEL03-3399-8133

十月の生命の言葉

「丹精は 誰しらずとも おのづから 秋のみのりの まさる数々」 二宮尊徳
精進している人の仕事は、誰にも見向きされなくても、時がくれば自ずから結果として見えてくる。
『三才獨楽集』

二宮尊徳(にのみや そんとく)
天明七年(一七八七)〜安政三年(一八五六)。
江戸時代後期の農政家。通称金次郎。各地で荒廃した農村の復興にあたると共に、天地人三才の徳に報いる報徳思想を唱えた。明治以降は勤倹力行の象徴として、全国の小学校に少年金次郎像が建てられた。

平成二十九年 井草八幡宮例大祭日程

九月二十九日(金)  宵   宮
神   事    宵宮祭斎行  午後五時(本殿)
奉納行事    井草囃子   午後四時より(神楽殿・招神殿)
           井草の大太鼓 午後六時より(神門前)
           献華     早朝より午後十時まで(回廊)
神賑行事    文華殿公開  午後四時より午後九時まで
           参道の出店  正午頃より午後十時頃まで
                           [閉門 午後十時]

九月三十日(土)   神幸祭 (雨天の場合、神事は中止)
神   事    発 輿 式  正午(北祭場)
           御 神 幸  神霊を神輿に奉安し、行列を以って氏子内
                    を渡御します。
           還 幸 祭  午後四時(北祭場)
奉納行事    井草の大太鼓  午後五時頃より(神門前)
           献華  早朝より午後十時まで(回廊)  
神賑行事    文華殿公開  午前十一時より午後九時まで
           参道の出店  正午頃より午後十時頃まで
                           [閉門 午後十時]

十月一日(土)    当日祭
神   事    当日祭斎行  午前十時(本殿)
奉納行事     神   楽  午前十一時より午後九時三十分まで(神楽殿)
                   (途中休憩あり)
           井草囃子  早朝より(招神殿)途中休憩あり
           北辰一刀流  午後一時より午後三時まで(神楽殿)
           井草の大太鼓  午後六時より(神門前)
           拳成塾空手  午後一時(神門前)
           献華  早朝より午後九時まで(回廊)
神賑行事    野点席  午前十一時三十分より午後四時まで(神楽殿前)
           文華殿公開  午前十一時より午後九時まで
           参道の出店  正午頃より午後十時頃まで
                         [閉門 午後九時三十分]

         
※例大祭期間中の昇殿祈願受付について
九月二十九日  9:00 〜 12:00、13:30 〜 15:00
九月三十日    1:30 〜 3:00
十月一日     2:30 〜 4:00
※上記の時間内にのみ祈願受付可能。但し、九月二十九日、三十日、十月一日は自動車のお祓いは受付出来ません。

九月の生命の言葉

「虎にのり かたはれ舟に のれるとも 人の口はに のるな世中」 荒木田守武
たとえ虎に乗るとか、壊れた舟に乗る様なことがあろうとも、世の中を生きてゆく上は人の噂にのぼる様なことをするな。
※口の端(は)に上(のぼる)=うわさになる
『世中百首』

荒木田守武(あらきだ もりたけ)
文明五年(一四七三)〜天文十八年(一五四九)。室町後期の連歌、俳諧作者。伊勢神宮内宮三権禰宜荒木田守秀の子。神宮を中心とする伝統社会に育ち、世中百首(伊勢論語)、守武千句、俳諧独吟百韻等を作り、山崎宗鑑と共に俳諧独立の機運を作る。

八月の生命の言葉

「戦なき 世を歩みきて 思ひ出づ かの難き日を 生きし人々」今上陛下
大東亜戦争終結 七十二年目の夏〜慰霊と感謝〜
今月の十五日は終戦記念日です。今に生きる私たちは、国や家族を思う一心で尊い命を捧げられた『戦没者(戦地に於いて亡くなられた方々)』への慰霊とともに空襲によって亡くなられた『一般戦災死亡者』の方々への慰霊の心を忘れてはなりません。今日の平和と繁栄は、これらの多くの方々の尊い犠牲の上に築かれているのですから。
東京大空襲殉難者への慰霊
先の大戦で、空襲や艦砲射撃等を受けた街は全国で二百カ所以上。犠牲者は五十万人を超えました。東京では昭和十七年八月十八日に始まった空襲から同二十年八月十五日の戦争終結までに、延べ二百回にわたる空襲を受け、二十万人以上にも及ぶ尊い命が失われております。私たちは、この悲しい事実を風化させる事なく、戦争を知らない世代にも語り継がなくてはなりません。
東京都慰霊堂 都内戦災・震災殉難者慰霊祭の斎行
東京都神道青年会(都下神社の神職の内、四十歳までの青年神職によって組織される団体・東京都神社庁外郭団体)では、毎年の八月十五日、東京都慰霊堂(墨田区横網町公園内)において都内戦災・震災殉難者慰霊祭を慎んで斎行し、御霊に慰霊の誠を捧げ、御霊の平安をお祈り申し上げております。
※この祭事に関するお問い合わせは、東京都神社庁(03-3404-6525)まで

七月の生命の言葉

「ごくありふれた日常のなかに、さりげなく、ひっそりと、幸福はかくれています。」 やなせ たかし
「健康でスタスタ歩いているときには気がつかないのに、病気になってみると、当たり前に歩けることが、どんなに幸福だったのかと気づく。幸福は本当はすぐそばにあって、気づいてくれるのを待っているものなのだ。」
『やなせたかし 明日をひらく言葉』PHP文庫

やなせ たかし
大正八年(一九一九)〜平成二十五年(二〇一三)。
日本の漫画家、絵本作家、詩人。高知県生まれ、本名は柳瀬崇。主な作品に絵本『やさしいライオン』『チリンのすず』(フレーベル館)、作詞に『手のひらを太陽に』『それいけ!アンパンマン』など。九〇年、勲四等瑞宝章受章。九五年、日本漫画家協会文部大臣賞受賞。晩年には日本漫画家協会理事長を務めた。

六月の生命の言葉

「神道は日用の間にあり」 度会延佳
神道は特殊な道ではなく、毎日の行為が神のみ心にかなっているかどうかを反省し、精進する以外にない。
慶安三年(一六五〇)著『陽復記』の一節。また、同人著『太神宮神道或間』(寛文六年著一六六六年)には、「日本国に生まれたる人は、心に得て、身に行はでは叶はざる道……日用の間、神道ならざという事なし」とあるのも同義である。
『神道百言』より

度会 延佳(わたらい のぶよし)
元和元年(一六一五)〜元禄三年(一六九〇)。
江戸中期の伊勢神宮の神道学者。初め延良、後に延佳と改めた。号は愚太夫・直庵と号した。この二つの号をまとめると「愚直」で、延佳は人から「馬鹿正直」といわれても、まことしやかな人間になるよりはましとして一生正直の二字を守り通したという。豊受大神宮の権禰宜に補し、元禄三年に歿した。享年は七十六。

五月の生命の言葉

「進んで名を求めず 退いて罪を避けず」孫子
成功しても名誉を求めることはなく、失敗しても責任回避をしない。

孫子(そんし)
書名『孫子』。中国最古の兵法の書。筆者の孫武は春秋時代の斉の人で、呉王闔盧に仕え、諸国を攻略して大功を立てた。尊称をもって孫子といわれる。また、孫武の子孫である兵法家孫臏の作ともいわれている。

四月の生命の言葉

「慎みてな怠りそ」倭姫命
「気持ちを引き締めて、油断しないで下さい。」
東夷の討伐に向かう日本武尊(尊は倭姫命の甥王にあたる)に草薙剣を与える際に添えられたお言葉。
『古語拾遺』

倭姫命(やまとひめのみこと)
生薨年不明。第十一代垂仁天皇の第四皇女。第十代崇神天皇の皇女豊鍬入姫命の跡を継ぎ、天照大神の御杖代として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て伊勢の国に入り、神託により皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建したとされ、神宮の別宮である倭姫宮に祀られている。