2月3日に節分祭が執り行われました。当日の天候は大雪であったにもかかわらず、多くの方がお越しになりました。奉祝行事と節分祭が執り行われた後、3時40分頃より神門両脇において「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆撒き式が始まり、小さなお子様からご年配の方までたくさんの人で賑いました。参加された皆さまは季節の変わり目である節分で厄を祓い、新しい一年に期待膨らませて帰られたのではないでしょうか。
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二月の行事案内
2月3日 節分祭
立春の前日、冬が終わり春が始まる日に行われる祓えの行事。鬼の侵入を防ぐ日と考えられ「鬼やらい」「追儺(ついな)」とも言われています。元々は中国で始まった行事を宮中が取入れそれから全国に広まったとされています。
節分といえば「鬼は外」の掛け声と共に豆を撒く姿を思い浮かべますが、神社によっては逃げてくる鬼を匿ってやる為に「福は内、鬼は内」と豆撒きをする社もあります。
また民間の風習として「やいかがし」というものがあります。柊(ひいらぎ)の枝にいわしの頭を刺し、戸口に飾り付けることで魔除けの意味があるそうです。
当社では2月3日に節分祭を執り行い、午後3:30頃から境内にて総代世話人による豆撒きが行われます。おもちゃや景品の引換券なども豆と一緒に撒かれますので皆様どうぞお越し下さい。
二月の生命の言葉
「努力する人は希望を語り 怠ける人は不満を語る」井上靖
随筆『わが一期一会』からの言葉。別れや旅情、創作について、さまざまな視点からの独自の人生観がつづられている。
井上靖(いのうえやすし)
一九〇七〜一九九一(明治四十年〜平成三年)小説家・詩人。北海道旭川に軍医・井上隼雄の長男として生まれる。静岡県伊豆湯ヶ島で育つ。京都帝国大学文学部哲学科卒業、昭和二十五年に第二十二回芥川賞受賞、昭和五十一年文化勲章受賞。著書に『闘牛』『あすなろ物語』『天平の甍』『敦煌』等がある。
東京都神社庁「生命の言葉」より
一月の生命の言葉
「天地の中にみちたる草木まで 神の姿と見つつ恐れよ」吉田兼邦
この世の森羅万象すべて、命あるものの中には神が宿っている。自然というものは、人間の力の及ばない尊いものである。人は謙虚な心を持って自然と共に生きて行かねばならない。
吉田兼邦(よしだかねくに)
生没年不詳。室町時代後期の神道家・歌人。吉田卜部氏。兼名の子、兄弟に吉田神道の祖・吉田兼倶がいる。著書に『神道百歌抄』・『神祇正宗』がある。
東京都神社庁「生命の言葉」より
平成20年1月の行事案内
本年も残すところあと僅かとなって参りました。皆さまはどのような一年を過ごされたでしょうか? 本年も氏子の皆さまの敬神と御奉賛により、神事・行事ともに滞りなく斎行して参りました。ここに篤く御礼申し上げます。 さて、新しい年の干支は一回りして”子”です。物事の新たな始まりを意味するそうです。心を新たに実り多き一年になりますことをご祈念致します。それでは良いお年をお迎え下さい。
○ 1月の行事
初詣
初詣は氏神さまや恵方の神さまに新しい一年が平穏無事に過ごせるよう祈念します。古くは“除夜”という言葉があるように大晦日から元日の未明にかけて夜通しで年神さまをお迎えして新しい年を迎える習慣がありました。今日では様々な風習が入り混じったこともあり、深夜0時より神社参拝するのが広く定着してるようです。氏神さまにお参りし清々しい気持ちで新年を迎えましょう。
初詣期間の臨時駐車場
1月1〜4日の間、当社に隣接している青梅街道沿いのコジマサミットさんの駐車場を臨時駐車場としてお借りしております。参拝者の方々にご利用いただけますようご協力頂いてます。駐車台数に限りがございますのでお車での参拝はできるだけご遠慮下さい。
1日歳旦祭
年始を祝うお祭で、皇室の繁栄と五穀豊穣と国民の加護を祈念します。零時の時報に合わせ太鼓を打ち、祭典を執り行います。
1〜3日 文華殿公開
当社に伝来する宝物や今日境内付近で出土した土器石器類、武具・奉納額などを収蔵展示しています。
20日 御太鼓打ち初め
井草八幡宮太鼓講の打ち初めを行います。
○ お焚き上げについて
年末より1月15日?まで境内にお焚き上げする古神符御守などを納める仮設テントを設置いたします。諸注意として、ビニールやプラスチックなどは取り除きお持ちになった際の袋や包装紙はお持ち帰り下さい。近年取り沙汰される環境問題に配慮して伝統的な神事を末永く執り行うためにも皆さまのご協力をお願いたします。
昇殿祈願の初穂料について
平成20年1月1日より昇殿祈願でお納めいただきます初穂料を改定致します。ご承知下さい。
◇個人祈願 お子様のお祝い
初宮詣・七五三祝
初穂料は五千円以上でお願します。
諸祈願
厄祓・家内安全・車清祓 等
初穂料は八千円以上で申し受けます。
八千円〜 広前紙札神符を調製致します。
一万五千円〜 広前木札神符を調製致します。
※ 初穂料は必ずのし袋にお包みの上ご用意下さい。
◇団体・会社祈願
15名以上で昇殿される場合は予約が必要です。
初穂料は三万円以上でお願します。
十二月の生命の言葉
「天知る 地知る 我知る 人知る」(『後漢書』楊震伝)
二人の間だけの秘密でも、天地の神、自分、相手が知っているのだから不正は必ずあらわれるということです。後漢の楊震が王密の贈ろうとした賄賂を断っていった言葉で、俗に「四知(しち)」ともいいます。
『後漢書』中国、後漢一代のことを記した紀伝体の歴史書。二十四史の一つ。百二十巻。うち本紀十巻、列伝八十巻は南朝宋の范瞱が、志三十巻は晋は晋の司馬彪が編纂した。
東京都神社庁「生命の言葉」より
井草民俗資料館企画展
十月十九日から二十一日までの三日間、東回廊において企画展「理容道具」を開催いたしました。当日は、天気に恵まれたこともあり、三日間で、約500人という大勢の方が見学に来られました。中には、今回の展示資料を寄贈してくださった調髪所に通われていた方もおり、懐かしそうに道具を見ていらっしゃいました。また、外国の方もいらっしゃり、柄鏡等の日本の古い道具に興味を示しておりました。
平成十九年例大祭
去る九月二十九日、三十日、十月一日の三日間の日程で例大祭が執り行われました。本年は雨天にみまわれ、三十日の流鏑馬神事が中止になるなど残念な結果となってしまいました。当日は午前中より多くの問い合わせがあり、五年に一度の行事で大変楽しみにされていたことと思いますが、雨足が非常に強く神事を行う射手や馬にとって不測の事態が起こることを考慮した上で中止の決定をさせていただきました。楽しみにされていた方々には大変申し訳ございませんが深く陳謝致します。またこれまでの一年間の五穀豊穣と平穏無事であったことを感謝し、これからの弥栄をご祈念して当日祭が執り行われ、御太鼓修祓式や献花・雅楽・北辰一刀流・野点と例年通り各行事が行われました。本年もたくさんの方のお力添えにより賑わいをみせました。
”最新情報”を設置しました!
いつもお世話になっております。このたび井草八幡宮の神事・行事などをお知らせする“最新情報”を設けました。行事の日程や内容の案内・報告と写真などを随時更新し紹介して参ります。ぜひご覧下さい。