人々の 願ひと努力が実を結び 平らけき世の到るを祈る 今上陛下
— 令和三年歌会始 御題「実」
作成者アーカイブ: 井草八幡宮
十二月の生命の言葉
「富は屋を潤し 徳は身を潤す」大学
豊かな財産があればその家の姿を立派にするが、豊かな徳はおのずからその人の身を立派にする
大学(だいがく)
儒学で尊重される書物の一つ。五経の「易経」「詩経」「書経」「春秋」「礼記」のうち「礼記」の一遍であったが、朱子により「中庸」「論語」「孟子」「大学」の四書となる。二宮尊徳の石像が読んでいる本が「大学」である。二宮尊徳はこの書を読み深めて、各地の農村復興に取り組み報徳思想を唱えた。
十一月の生命の言葉
上手は下手の手本 下手は上手の手本なりと 工夫すべし 世阿弥 『風姿花伝』
「人のふり見て我が振りを直せ」の格言がありますが、世阿弥は下手にも得意な芸があり、上手の及ばない芸もあると言います。
優れた役者になるためには常に慢心せず謙虚な心で他者から学ぶ芸に対するたゆまぬ工夫が必要であると説きます。
世阿弥(ぜあみ)
室町時代初期、大和猿楽の結崎座猿楽師。
父観阿弥と共に室町三代将軍足利義満の庇護を受けて猿楽を深化させ、言葉・所作・歌舞物語に幽玄美を漂わせる能の形式「夢幻能」の能楽を大成し、観世太夫として観世座を創始した。
幽玄美を重視する多数の能楽書があり『風姿花伝』は代表作で、後世の能楽発展に大きな影響を与えた
正月巫女助勤募集のお知らせ
昨年に引き続き本年も正月巫女助勤の募集を行います。
○募集期間…令和3年10月21日〜令和3年11月20日迄
○申込方法…当社指定の申込用紙を授与所にてお渡ししております。
○申込条件… 令和4年1月1日時点で18才以上の方
指定の用紙に必要事項を記入して、証明写真(6㎝×5㎝)を添えてご来社下さい。尚、面接(5分〜10分程度)が御座いますので、日時は御相談の上、決めさせて頂きます。
なお、緊急事態宣言が発令された場合は、巫女装束を着用しないでの勤務となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※定員になり次第、募集を締め切ります。何卒ご了承ください。
井草八幡宮 社務所
TEL03-3399-8133
十月の生命の言葉
人生草露(そうろ)の如し辛艱(しんかん)何ぞ虞(おそ)るるに足らん 吉田松陰
人生は草についた露のようにあっという間に終わってしまう辛いことや困難なことを恐れている時間などどうしてあろうか 『五十七短古』
吉田松陰
吉田松陰は幕末の思想家、教育者。欧米列強が植民地政策を推し進める中、日本と欧米との国力差を痛感する。日本の将来を危惧し、西洋文明を学ぼうと海外渡航を企てるも失敗し投獄される。出獄後、松下村塾という私塾を主宰し明治維新の原動力となった高杉晋作、伊藤博文など多くの志士を輩出した。
令和3年 井草八幡宮例大祭日程
九月三十日(木) 宵宮
●神事
宵宮祭斎行 午後五時(本殿)
●奉納行事
献花 正午頃より午後五時まで(回廊)
●神賑行事
文華殿公開 本年中止
※参道の出店はありません
[閉門 午後五時三十分]
十月一日(金)当日
●神事
当日祭斎行 午前十時(本殿)
●奉納行事
献花 早朝より午後五時まで(回廊)
●神賑行事
文華殿公開 本年中止
※参道の出店はありません
[閉門 午後五時三十分]
尚、本年は昨年より延期となった神幸祭神事を執り行う予定でおりましたが、昨今の状況を鑑み、中止とさせていただきます。
九月の生命の言葉
幸福を得る本当の道はほかの人に幸福を分け与えることにある
「この世の中を君が受け継いだ時より少しでもよくするように努力し、あとの人に残すことができたなら、死ぬ時が来てもとにかく一生を無駄に過ごさず最善をつくしたのだという満足感をもって、幸福に死ぬことができる。」と続きます
ロバート・ベーデン=パウエル『ラストメッセージ』より抜粋
ロバート・ベーデン=パウエル
ボーイスカウト運動の創始者。自身の体験から野外教育を基礎にした青少年教育に関心を持ち1907年英国ブラウンシー島で20人の少年達と実験キャンプを行った。少年たちの成長に確信を得て、翌年スカウト運動の事務所を設置。現在も世界169の国と地域でボーイスカウト運動が行われている。
八月の生命の言葉
「災ひより 立ち上がらむとする人に 若きらの力 希望もたらす」皇后陛下
令和二年歌会始お題「望」より
七月の生命の言葉
礼儀ほど美しいものはない 渋沢栄一
礼儀とは人の持てる最高の美徳である
渋沢栄一
日本の資本主義の父とされ、新貨条例、国立銀行条例など諸制度改革を行う。日本に株式会社(合本組織)を導入、第一国立銀行(現みずほ銀行)を始め多種多様の会社約五百社の設立や創設に関与し日本資本主義の発達に大いなる貢献をした。令和四年より新一万円札の図柄が渋沢栄一となる。
令和3年度 夏越大祓
今年の夏越大祓式は
神門内にて、午後4時から斎行いたします。
受付は当日、午後3時30分より授与所にて行います。
なお、御参列につきましては、お一人につき、1,000円からお納めください。